かくあるべしに気付くにはどうすればいいか?

かくあるべしとは、各人が持っている固定観念みたいなもので、これはこうでないといけないとか、これはこうあるべきというような思い込みのことです。

先日、別のブログで、対人不安・恐怖の原因は、本人の気質や性格があると書きました。経験者である私も、たくさんのかくあるべしが存在していることに最近気づきました。 例えば、昨日、「朝の満員電車に乗っている時、私は立っていて、リュックを背負った人が自分の前にきました。電車が揺れるたびに私の顔にあたります」「私は、満員電車なんだから前にリュックを背負えばいいのにと思います」「そう考えると、私はイライラします」「私は、わざとリュックを押したりします」。でも人によっては、気にならない人もいるかもしれません。満員電車電車なんだから仕方がないとか、自分が脇にそれればいいと考えると人もいますよね。私の場合は、満員電車では出来るだけ人に迷惑をかけないのが当たり前でしょうというかくあるべしがあるわけです。 自分のこんな事例もあります。同じく「満員電車で、座席がある人の前のスペースに立った時、私は、通常、座席のまえに1人、座席のまえに1人という感じで、各座席の前に1人たつのが当たり前と思いますが、その時、隣の人が大幅に、自分の方まで侵食しているのです。自分と反対側のスペースは空いているのに」」私は、座席の前に1人分立つのが当たり前だと思い、また、反対側のスペースは空いているのに、何で自分の立っているとスペース側にはみ出して立っているのかと思うのです「私はイライラします」「私は、隣の人が侵食している部分を自分が奪おうと幅寄せをします」。私は、普通なら座席の前のスペースに立つのは一人分でしょうと、座席2名分のスペースに1人が幅をとって立っているのは非常識と思っているのです。 このように、私は、先日、日頃の気持ちや考えを、出来事→考え→気持ち→行動に分析をしてみたのですが、私は通常こうあるべき=かくあるべしが結構たくさんあることに気づいたのです。このような小さい取り組みですが、意外にやってみると発見があります。